ボヘミアの宝箱 お店スタッフの声

抹茶スイーツ・宇治茶専門店【伊藤久右衛門】

リーフ型のビーズで遊ぶ

ガラスビーズにおいては、天文学的なアイテム数を誇るチェコ。

中でも「フラワー」と「リーフ」は、そのカテゴリーでくくられる

種類が最も多いものの1つです。

 

今回入ってきた2色の、かわいいカーブした線が特徴のリーフ。

↑↓どちらも、横から見た画像で、よくわかって頂けると思います。
 

これは、葉脈の線もきちんとあって、ビーズ単体で見ていたら、

「葉っぱとしてどう使おうかしら・・・。」

と思いますよね?

でも視点を変えて、この線が花びらの上の、花芯に向かってギャザーのように

集まる線だと見立てたら・・?

そう見ると、意外とふっくらしたお花が連想できます。

 

宝箱デザインチームが作ってみたのが、こちら。

テグスやワイヤーにぐるっと通しただけなんですけど、いかにも可憐でしょ?

プロフィール(横顔)がまたステキ♥。ビーズがちょっとだけカーブしている

のって、こんな風に立体的に仕立てた時に、良さがわかるんです。

 

このブローチをお洋服につけると、前からでも横からでも、ほんのり3D効果が

働いて、まるで本当のお花が華やかに咲き誇っているみたい。

このまま、ペンダントヘッドにすることもできますヨ。

 

通年使えるブラックと、いわゆる「お抹茶色」と呼ばれるオパックオリーブの

2色からお選び頂けます

 

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2020年1月24日更新

★1/20(月)〜2/11(火)期間限定 感謝セール 3カットビーズ・世界最小の12/0が、お求めやすい新価格に改定! これを記念に全てのお客様に、期間限定で改定価格よりさらに10%OFF!!

(*期間中、会員の皆様がログインされた際、オプション価格に割引率が表示されませんが、自動的に10%OFFの価格になっておりますのでご安心下さい。)→改定に関するブログでの詳しい解説はこちら

★素材博覧会@横浜大さん橋ホールに出展します。Aブース81,84、いつもの海側でお待ちしてます!

かわいいリーフ型のビーズが2色入りました。

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    世界最小スリーカットビーズの価格改定

    ガラスという素材から、世界で一番多くの種類のビーズが作れるチェコ。

    そのチェコのビーズ・ガラスパーツを作るすべての工場、工房と

    直接つながっていて、日本に輸入するビーズを、この目で吟味できる私たち。

     

    なぜそうなのか、というお話は、また別の機会にするとして、

    そのような立場にある私たちの絶対譲れないモットーは、

    ☘無意味な安売りをしない(チェコビーズの相対的価値を貶めてしまうから)

    ☘低品質のものを扱わない

    ☘他社にはできない独自の感性を生かして、日本人の心の琴線にふれる商品の

     徹底追及

    でしょうか。

     

    3カットビーズ12/0の導入を決めたのは、

    ロカイル(シードビーズ)、シャルロットともに世界最小サイズを扱う私たちが、

    なぜ3カットの最小サイズを持たないのかしら・・?と我ながら疑問に思った

    からでした。

    日本の市場では、戦後ながーく3カットと言えば、10/0が「定番サイズ」として

    流布していました。実際にそれ以外のサイズの需要もほぼありませんでした。

     

    でも、戦後のチェコビーズの辿った歴史を見てみると、「それより小さいサイズ

    があるのよ」と、積極的に紹介したり、普及しようとした人が誰もいなかったー

    ただそれに尽きることがわかりました。

    ならば、チェコビーズ第一人者の私たちがやらねば。

     

    そうして入ってきた12/0ですが、いやはや、なんとも高い。カットビーズと

    いうのは、どれも小さくなればなるほど技術的に製造が難しくなるので、

    高くなるのは致し方ない。それにしても、勇者でないと買えないレベルに

    いつまでもいると、このビーズの良さが、美しさが、職人の苦労が報われず、

    普及しない。

    カットビーズの良さを熟知しているお客様、長年ご愛用されているお客様にも

    「もう少し安かったら、もっと気軽に買えます。」

    というお声を頂きました。

     

    そこで悩むこと数か月・・・。

    「いいビーズだけど、より多くの人に使ってもらえなければ意味がない」という

    結論に至り、勇気を振り絞って大胆な価格改定を決意。

    チェコの工場には既に仕入れ代金を払っているため、私たちの利益を削る以外に

    方法はありませんでしたが、そうまでして「一人でも多くの方に使って頂きたい」

    ことを最優先事項とすることにしました。


    どうぞこの機会に、まずは3本入りでお試し下さい。

     

    それまで同じように作ってきた、

    なにげないアクセサリーもワンランク上の繊細な仕上がりになるし、

    通すだけのチェーン使いでも

    キラキラ輝くし、

    ましてや刺繍に使った時の美しい

    仕上がりの違いは、もう一度知ってしまったら、離れられないほどの

    麻薬のような魅力を持っていることを、実感して頂けると思います。

     

     

    ちなみに「宝箱でのまとめ売り18本より、さらにまとまった卸売の量で

    買いたい!」という方、どうぞお店へご連絡下さい。業者向け卸売の販売量や

    価格について、すぐにご説明申し上げます。

     

    3カットビーズの説明は、こちらから。

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    2020年1月20日更新

    ★1/20(月)〜2/11(火)期間限定 感謝セール

    3カットビーズ・世界最小の12/0が、お求めやすい新価格に改定!

    これを記念に全てのお客様に、期間限定で改定価格よりさらに10%OFF!!

    (*期間中、会員の皆様がログインされた際、オプション価格に割引率が表示されませんが、自動的に10%OFFの価格になっておりますのでご安心下さい。)

    ★素材博覧会@横浜大さん橋ホールに出展します。Aブース81,84、いつもの海側でお待ちしてます!  今回の目玉についてはこちらから。

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      今度の素材博では・・・

      ちょっとまだ早い気がしないでもないですが、

      今度の素材博覧会(1/3・木〜2/1・土@横浜大さん橋ホール)での

      「ボヘミアの宝箱」のブースのことをお教えしちゃいます。

       

      素材博は出展ブースがどんどん増え続けていて、もはやブースの数が

      飽和状態。増やしすぎて、ブースとブースの間を、人がすれ違えない

      ぐらいになっちゃってます。

      最初は「楽しいな〜」と思って見ていた私たち出展者も、もう気が

      散りすぎないようにしていないと、休憩なのか更なる頭の混乱なのか、

      わからなくなってきています。

       

      でもやっぱり不況な中、色んな素材を一同に見ることができて、

      「私だけの掘り出し物」を探せる喜び・楽しみは、

      まだまだ多くの人の心を癒すのではないかーそんな風に思ってます。

       

      宝箱のブースの場所は、今度も一番奥の海側(A-81,84)。

      まずはそこまで来るのが大変な時間帯もありますが、寒い中ご来場

      頂けたのでしたら、是非がんばって一番奥までいらして下さい。

      宝箱でご紹介している定番品の他に、今回はお買い得な「この時しか

      買えない一期一会のかわいいビーズたち」がたくさん並びます。

      そこで是非、「私だけの掘り出し物」、見つけて下さい。

       

      実は昨年の終わりに、私たちの会社の一部が移転し、大きな引っ越しを

      行いました。そこは倉庫ではない筈なのに、いざ物の整理を始めたら、

      出てくるわ出てくるわ、不思議な定番ではないビーズたち。

      これを隠し持っておく理由はありませんから、できる限り、今度の

      素材博でお見せします。

      私たちですら、もう二度と会えないかもしれない希少なパーツ、

      こんなの日本に誰も入れてない、今まで見たことのなかった色や

      サイズのビーズたち。

      どうか胸をワクワクさせて、無心になって選んで頂けたらな、と思って

      ます。

       

      そして昨年の終わりにデビューした話題の「アーモンド」ちゃんも、

      全部持って行きます。こちらは買うか買わないかは置いといて、

      とにかくその目で、出来栄え・品質をじっくり見て頂きたい、私たちの

      オリジナル開発商品です。

      通年で使える、選び抜いた全7色のサテンカラーの魅力にも、気づいて

      頂きたいですね。

       

      「使える!これならいける!!」ともし直感された場合には、迷わず

      お得な大袋(30個、または60個入り)をお買い求め下さい。ずっと

      割安だし、たくさんの数使う作品も、一気に仕上がります。

       

      去年は雪が少し散らつきましたが、今年はどうでしょうか?

      寒いけれども、きっと会場の中は、今年もほっこり温かいです。

      そこの宝箱のブースで、「私だけの掘り出し物」に出逢って頂けたら、

      きっと帰りには皆さまの心もほっこりしているはず。

      そんな素材との出逢いを演出できるよう、スタッフ一同、鋭意準備に

      励んでいます。

       

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      2020年1月16日更新

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        缶コーヒーのジェンダー論(3)

        ジョージアのCMに起きた変化

         ジェンダー化された商品とそのCMが持つ差別性の問題への解答のひとつに「家族」がある。このさしあたっての仮説を保持して、再び缶コーヒーの話に戻ってみよう。そう、予告してあった「GEORGIA」の現在のテレビCMの話だ。

        GEORGIAのCMに山本美月が登場したときのことは鮮烈に覚えている(2018年1月頃から放送開始)。典型的な「男の職場」である建築現場に山田孝之の部下である山本美月が「働く女性」として登場した(「男の飲み物」だった缶コーヒー市場に風穴が空いた! )と思ったら、いつの間にか山本美月は現場監督として独り立ちしていた。「働く女性」が男性を補助する役割として描かれず、男性と同じ労働者として描かれるのは、やはり相当にエポックメイキングなことだったと思う。

        そして現行のテレビCMでは、この方向性がさらに推し進められている。建築現場で働く山田孝之、ビルの外壁清掃をする染谷将太、寒空の下クリスマスケーキを売る広瀬アリス、仕事の打ち合わせの電話をしながら子どもを家に連れて帰る麻生久美子の間を気遣いの心が巡り、その中心に缶コーヒーがある。男女がともにその働きをねぎらい、賃労働者と(兼業)主婦の間の分断も乗り越えられている。

        そしてさらに特異なのが、「男らしさ」や「女らしさ」をめぐる問題が、ありがちな「家族(の絆)」によって解決されていないところだ。ありがちであること自体は悪いことではないが、幸せな家族像ばかりが「解決策」として示されれば、今度は「家族を持つもの」と「家族を持たないもの」の分断が浮上してしまう。そうなっていないところが、このCMの面白いところだと思う。なんだか缶コーヒーを好きになれそうな気がしてきた。

        たかがテレビCMというなかれ。テレビCMもまたさまざまな商品がジェンダー化される一つの手段であり、そのジェンダー化を解除するための一つの手段でもある。そのしくみやしかけを注意深く観察し分析することは、ソファに座ってポテトチップスを食べながらでもできる、「カウチポテトジェンダー論」の実践である。そこからこの社会の「女らしさ」「男らしさ」の問題について考え始めることも、十分に意義があると、私は思うのだ。

        <引用終わり>

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        そしてそのうち、ディカフェ(カフェインレスコーヒー)がどこのカフェや

        レストランでも提供されるようになり、缶でも発売されたら、もう1つ時代は

        動いたってことか・・・。

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          缶コーヒーのジェンダー論(2)

          「ノンカフェインのお茶」のCMの特徴

           せっかくなので、缶コーヒーを足がかりに、飲料品のジェンダー化についてもう少し考えてみよう。缶コーヒーは「男の飲み物」だが、牛乳や砂糖が加わると一気に女性と結びづけられることになる。

          そもそもカフェラテやカフェオレは缶入りのものが少なく、あったとしても単体でテレビCMになることはかなり少ない。ペットボトルや紙パック入りのカフェラテやカフェオレは多いが、そのテレビCMは女性の登場人物が美味しそうに当該商品を飲んだり、女性に人気の男性俳優が当該商品を薦めたりするものが多い。缶入りブラックコーヒーと構図が真逆になっているのだ。

          お茶の場合はどうだろうか。緑茶はあまりジェンダー化されていない飲料の筆頭だ。たしかに顧客層に性別の偏りがあるようには思われないし、テレビCMも男女の役者が同じようなスタイルで当該飲料を飲むものが多い。

          しかしノンカフェインのお茶になると、事情は変わってくる。爽健美茶も十六茶も、テレビCMに登場するキャラクターは女性ばかり(前者は綾瀬はるか、土屋太鳳、榮倉奈々など、後者は新垣結衣などが出演)で、基本的にはキャラクターみずからが美味しそうに飲む姿を視聴者に印象づけるものが多数なのだ(似たようなものとしてノンアルコール梅酒がある、と学生に教えてもらった。たしかにそうだ!)。

          本稿を書くために調べていて思い出したのがサントリーの「黒烏龍茶」。発売当初は円卓を囲んで中華料理をひたすら食べる中年男性が印象的なCMが続いたが、2015年以降ミランダ・カーや中条あやみといった女性が食事のお供に黒烏龍茶を飲むテレビCMに切り替わった。黒烏龍茶は男性向けから女性向けへとそのジェンダー化のあり方が変わった珍しい飲料だろう(男性に黒烏龍茶が定着したから、新しい顧客としての女性に広告のターゲットを絞ったと考えるほうが正確かもしれない)。

           

          三菱電機とパブロンが描く「家族像」

           たしかに飲料品のジェンダー化にテレビCMが影響していると感じてもらえただろうか。ここまでの話題をふまえて以下で考えてみたいのは、ジェンダー化の望ましくなさについての議論とテレビCMの関係である。

          フェミニズムの考え方が社会に少しずつ行き渡るにしたがって、特定の性質や特定のライフスタイルが「男らしい」「女らしい」とされることへの批判も高まってきた。特定の商品を購入し、使用することに関しても同様だ。特に「これは女が買う/使うもの」という考えは、性差別を固定化させるものとして批判されてきた。

          この批判をうけて大きく様変わりしたのが、家電製品のテレビCMである。現行のものだと、三菱電機のテレビCMでは、家事にはだいぶ消極的で妻と実母が旅行に行けばろくに掃除もせず部屋を散らかしてしまっていた若林正恭も、今や妻とともに料理を作ったり、洗い終わった皿を拭いたりしている。パナソニックのテレビCMでは、西島秀俊が奥貫薫ときちんと分担して家事をしている。

          夫婦のあいだでの家事分担だけではない。「女らしさ」を押し付けるテレビCMの問題は親子のあいだの気遣いによっても解決されようとする。有吉弘行が「風邪でも、絶対に休めないあなたへ」と視聴者へ呼びかけながら風邪に苦しむ間に、体調の悪い松嶋菜々子は「あとは私に任せて」と言う頼もしい娘に料理をまかせて、パブロンを飲んで休むのである。

          もちろん、「だから女性は甘やかされている」と言いたいわけではない。「母親は何としても家事を遂行すべし」という規範がCMの中で解除されていること自体は、当然望ましいことだからだ(他方、有吉を休ませない会社や社会の問題については考えなければならないだろう。ある意味でこれは、会社を休むことを何としても回避するよう男性たちに強いる、「男らしさ」の押し付けの一形態かもしれない)。

          ポイントはここだ。テレビCMにあらわれる「女らしさ」の問題、ジェンダー化された商品の問題は、「家族(の絆)」という方向に向かって解除されていくことがかなり多い。「女らしさ」にまつわる問題のうち大きなものの一つは家事労働の負担の重さなので、これは当然である。家事負担の偏りに対処するには家族で分担するしかないわけで、この変化に対応しそれを後押ししようとすれば、必然的にテレビCMは家族の協働を描くものになる。

          援軍となる、すなわち結果として女性の家事負担を減らすような動きは、「男らしさ」と結びついた商品にも訪れている。すき家のCMに典型的なように、「男が掻き込んで食べるもの」としての牛丼が家族で食べるものとして描かれるようになったことで、食事を作る女性の負担は減っているとも考えることができる。

          もっとも、すき家のうな丼やカレーライスのCMでは、ワイシャツノーネクタイのいかにも「昼休みのサラリーマン」といったキャラクターが登場し商品を食べることが多く、いまだに牛丼屋のメニューはジェンダー化されてはいるのだが。

           

          (3)へつづく

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            缶コーヒーのジェンダー論(1)

            「新年のご挨拶(2)」の中の「やっとだなぁ」というタイトルでとりあげた

            「缶コーヒーや缶ビール飲むの、男だけじゃないぞ」という話題、私の他にも

            注目して、ちゃんとした文章書いてる方を発見したので、3回に分けて全文

            引用します。

             

            ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

            「ジョージア」のCMで起きた「ジェンダーの描かれ方」の大転換

            1/5(日) 森山 至貴

             

            缶コーヒーは「男の飲み物」?

             缶コーヒーが苦手だ。特にブラックの缶コーヒーが。
            コーヒーが嫌いなわけじゃない。むしろ好きだ。ただ、缶コーヒーはどうも「男の飲み物」という感じがして、「男らしさ」を自分が体現することに抵抗のある私としてはなかなか買おうと思えない。数年前に一人で牛丼屋に入れるようになった私にも、なぜだか缶コーヒーはまだまだハードルが高い。かりに買うとしても、ミルクと砂糖がたっぷりと入ったカフェオレやカフェラテくらい。

            この文章を読んでいる人の多くも、なんとなく缶コーヒーは男の飲み物だ、というイメージを持っているだろう。では、なぜわたしたちは、缶コーヒーは「男の飲み物」だと感じるのだろうか? そのメカニズムの重要な一要素として、テレビCMをはじめとする宣伝広告を挙げることができる。そこで、テレビCMを通じて「缶コーヒーは男性が飲むもの」というイメージが人々に浸透している、というこの単純な話からはじめてみたい。

            少し古い例からたどってみよう。缶コーヒー「GEORGIA」の2000年のCMでは、ウルフルズの「明日があるさ」のカバーバージョンが流れていた。歌詞は働く男性のひとり語りに書き換えられており、浜田雅功を筆頭に吉本興業所属の芸人(ほとんどが男性)がサラリーマン役で出演しているのも印象的だ。そこでは、男性、正確にはサラリーマンが飲むものとしての缶コーヒーのイメージが強く打ち出されている。

            最近の「GEORGIA」のCMでは、サラリーマンだけでなく工事現場の作業員やタクシー運転手、海の家の店員など、さまざまな「働く男」を演じる山田孝之が大活躍している(ほんとうに最近の「GEORGIA」のCMはそれだけじゃないぞ、と言いたい読者のみなさん、もう少しお待ちください。あとで触れます)。

            ほかにも、「FIRE」という缶コーヒーの場合、過去においては江口洋介や三浦友和、柳楽優弥、現在では桐谷健太がみなスーツ姿というきわめて「男性らしい」出で立ちでCMに登場する(江口と桐谷はサラリーマン役だ)。

            あるときははっきりと、あるときはそれとなく「缶コーヒーは男の飲み物」というイメージが打ち出され、視聴者はそれに触れる中で、このイメージを当たり前のものとして知らぬ間に受け取っていく(そもそも男性の方が女性よりも缶コーヒーを飲んでいるから、テレビCMも男性向けのものになるというのも事実であり、正確にはテレビCMと購買行動は鶏と卵の関係にある)。

             

            「ジェンダー化」とは何か

             ここで召喚したいのが、本稿で鍵となる概念、「ジェンダー化」(Genderingもしくは Genderization)だ。ジェンダー論に関する辞典のなかから、その説明を引用してみよう。

            端的にいえば、ある事柄が男らしい、あるいは女らしい性質があるとき、またはジェンダーによって異なるパターンを示す時、その事柄は「ジェンダー化」されている。たとえばピンクやブルーはジェンダー化された色である。ピンクは「女らしい」、ブルーは「男らしい」と見なされる。
            (J・ピルチャー/I・ウィラハン『キーコンセプト ジェンダー・スタディーズ』新曜社、p.73)

            色の例はとてもわかりやすいだろう。例えば、男女別のトイレの表示がそれぞれ青系と赤系の色で塗り割られていることは珍しくない。野球やサッカーは男子、ピアノやバレエは女子が習うものという観念の存在は、ジェンダー化された習いごとの存在を示しているし、看護師は女性、医師は男性といったイメージがあるとすれば、ジェンダー化された職業が存在するということになる。同様に、缶コーヒーもまたジェンダー化された飲料だ、と言うことができるだろう。

            誤解のないように言っておくと、缶コーヒーのテレビCMが「缶コーヒーは男の飲み物」というイメージを視聴者に与えるのは、その出演者が男性ばかりだから、というわけではない。たとえば、男性を喜ばせたりおだてたりする存在として女性キャラクターがテレビCMに登場する場合、宣伝されている商品が男性をターゲットにジェンダー化されたものだと結論づけることは十分に可能だ。

            その典型例として、少し前までのサントリー「金麦」のテレビCMを挙げることができる。檀れいが「金麦」を用意して夫の帰りを待つというストーリーからは、まず金麦を飲む者として想定されているのが男性であることは明らかである。

            (ちなみに、ビールや発泡酒などのテレビCMでは、性別にかかわらず誰もが飲むものとして当該商品が描かれるものが多い。ビールや発泡酒は現在ではジェンダー化されにくい商品であり、金麦の広告戦略は例外的なのだ。アサヒビール「クリアアサヒ」のCMには嵐の櫻井翔>、高畑充希が、サントリー「ザ・プレミアムモルツ」のCMには石原さとみ、矢沢永吉が出演し、それぞれが美味しそうに各商品を飲んでいることを思い出してほしい)

            缶コーヒーの場合でも、AKB48のメンバーを多数登場させた「WONDA」のCM、石田ゆり子をキャスティングした「FIRE」のテレビCMなどは、むしろ缶コーヒーが男性をターゲットに強くジェンダー化された飲料であることを示す例として考えることができる。

             

            (2)へつづく

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            2020年1月7日更新

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              新年のご挨拶(2)

              「新春限定スペシャル福袋・2020」ーおかげさまで昨日、ご用意した分が

              すべて完売致しました!新年早々、心より感謝申し上げます。

              配達日時のご指定のない皆さま、発送は明日からになります。どうか

              もう少しだけお待ち下さいね。

               

              さーてさて、

              元旦に引き続き、今度は「生活、健康」というキーワードで絞り込んだ

              昨年のブログ・話題5傑を。

              もしまだ読んでいないものがあれば、時間つぶしにどうぞ。

              ちょっとだけ、ためになります。

               

              やっとかいっ!!しかもニューヨークだけ! 1/5

               男性トイレにも、やっとおむつ替え台が設置されたって話。

              小麦粉とグルテンフリーの話 11/18

               遺伝子組み換えされた輸入小麦粉は、めっちゃ体に悪いで〜、という話。

               体に痒みのある人は、これをやめれば劇的に痒みが減るよ。私の体で実験済み!!

              一理ありますわなぁ・・・ 4/8

               世の中のみんながみんな、コーヒー飲めるわけやないんよ!

              やっとだなぁ 2/27

               缶コーヒーや缶ビール、女だってウマく飲みたいねん!

              マーガリンの話(1)、(2) 11/8, 14

               意外と知られていない猛毒の食べ物・マーガリン。早く、一人でも多くの人に

               知ってもらいたい話。

               

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              2020年1月3日更新

              ★新年のご挨拶はこちらから。

              ★2020年の新春福袋、完売致しました!配達日時にご指定のない場合は、

               1/4より順次発送となります。

               旧年中にご注文頂いた皆さま、今しばらくお待ち下さいませ。

              ★開発に2年かかった「アーモンド」、満を持してデビュー!!開発秘話はこちら

              ★年末年始もご注文は24時間承っていますが、発送は12/26午後3時〜1/3まで、

               お休みさせて頂きます。 お休み中に頂いたご注文は  1/4(土)より、

               順次発送させて頂きます。

               

              <<実店舗「ガレリエ・クラール」>>

              ★年始は、1/4(土)より通常営業となります。

              0

                年末年始あるある

                元旦の昨日は、東京は晴天に恵まれ、午後には風も強くなかったので

                散歩日和でした。

                おかげで、自宅近くの特養ホームに入っている車椅子の母と、自宅で

                介護している父を連れて、近所の神社に初詣に行けました。

                 

                ちょうど一年前に、ここで

                「年末年始の(仕事が)お休みの間、実にたくさんの食器を洗いました。

                洗っても洗っても、次々と洗う物が増える様相は、まるでキッチンに

                何かの妖怪がいるとしか思えず、『妖怪・洗う物増やしがいるね?』と

                子供達と笑いました。」

                と書きましたが、今年も同じ妖怪、いました(苦笑)。

                両手のささくれ、あかぎれもピークを迎えています。多くの女性が

                そうだと思いますが。

                 

                そして、年末年始のあるある、もう1つ見つけました。

                それは「早く、次のゴミの日来いっ!!」と、全国の主婦が

                心の中で願うこと。

                ゴミ収集の止まる年末年始のわずかな間に限って、大量のゴミが出る

                じゃありませんか!

                 

                年末最後の収集日には、できるだけ出すんです!その時わかっている

                限りで!それでも、そのあと出るんです!なぜかしらね?(涙)

                まぁ、大掃除してみて、改めて「これ、ゴミね」ってなるのもあるから、

                仕方ないっちゃーないのだが、今年も心の中で叫びまくりです。

                「早く出したいっ!燃えるゴミも、燃えないゴミも、資源ゴミも、

                全部全部、はよ出させてくれ〜!!」

                 

                ゴミ収集をなさる皆さんに心から感謝しつつ・・。

                0

                  新年のご挨拶

                  あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

                  今年は、こちらのブログで、これまでになかった興味深く、読み応えのある世界を

                  展開していく予定です。どうぞご期待下さい。

                   

                  さて、では「ビーズ、実店舗、チェコ」というキーワードで絞り込んだ

                  昨年のブログ・話題10傑をご紹介しましょう。

                   

                  「アーモンド」のデビューによせて 〜その開発秘話〜 10/29

                  フェリシモ・SeeMONO(シーモノ)で始まった「チェコビーズの会」 8/24

                  チェコで作られるスリーカットビーズの素晴らしさ 6/26

                  ガレリエ・クラール&ジュリアンのスペシャルコラボ展 11/1 

                  アルフォンス・ミュシャのステンドグラス(1)、(2) 11/21, 22

                  あなたなら、どうする?(1)〜(4) 10/12〜15

                  新しいビーズ「ローラ」のデビュー! 1/19

                  ボヘミアンアートワイヤージュエリー 完成品販売開始のお知らせ 10/7

                  「ガレリエ・クラール」でレンタルスペース始めました! 8/2

                  「ガレリエ・クラール」ツイッターのはじまり、はじまり〜! 8/23

                   

                  これを読むだけでも、チェコビーズやチェコのことに対し、そこそこ詳しくなれます。

                  新年の、お時間が許すときに、是非ゆっくりお読み頂けましたら。

                   

                  ---------------------------------------------------------------------------

                  2020年1月1日更新

                  2020年の新春福袋、残りわずかになりました!ご注意点をよくお読みの上、

                   お申込み下さい。

                  ★開発に2年かかった「アーモンド」、満を持してデビュー!!開発秘話はこちら

                  ★年末年始もご注文は24時間承っていますが、発送は12/26午後3時〜1/3まで、

                   お休みさせて頂きます。 お休み中に頂いたご注文は 1/4(土)より、

                   順次発送させて頂きます。

                   

                  <<実店舗「ガレリエ・クラール」>>

                  ★年始は、1/4(土)より通常営業となります。

                  0

                    大晦日に思う

                    今年のM−1は、ホント見応えあった。

                    知らん人ばっかりやったのに、まぁ笑ったこと。

                    見られなかった子供のために録画しましたが、例年になく

                    めっちゃ早く見直してしまった。も一回、笑いたくて。

                     

                    一番バッターだったニューヨークに、

                    まっちゃんが「自分の好み」を掲げてコメント。

                    これ、去年の上沼さんにかみついた愚かな2人のコメントを、

                    まんまなぞる形で、上書き消去をねらったんかな?と、あとで気づいた。

                    たとえまっちゃんが、それを意識してなかったんやとしても、

                    あのど一発目のコメントはいろんな意味で秀逸やったなー・・・・

                    と、しみじみ。

                     

                    それをくらったニューヨークにしたら、そらショックやったやろう。

                    もし自分やったら、と想像したら、そりゃもう地の底へ落されるくらいの。

                    でもなー、

                    何年もかけて作り上げてきた自分達のスタイルやん。

                    どんな大御所に、何言われても、あの場のあの瞬間だけでもいいから、

                    もう少し受け入れる?、受け止めるとこ見せたらよかったのに。

                     

                    そしたら、(心ん中では地獄の底かもしれんけど)

                    もう少し世間には叩かれずにすんだのに。

                    ヘラヘラでもええから、受け止めるとこ見せてたら、

                    「でもこの人達は、このスタイルなんやから」

                    と、理解を得られてたかもしれへん。

                     

                    あの場は、今田くんの秀逸な返しで、おもしろく取り繕われていたけど、

                    今田くんの評判あげてどーすんねん!漫才師が主役の大会やのに。

                     

                    でも話すだけで、人を笑わせられるってスゴイな!

                    無論、その裏には血のにじむような苦労や人生があるけど、

                    やっぱり素晴らしい職業やっ!!

                     

                    スタイルも個性もいろいろで、活躍の仕方もいろいろやけど、

                    やっぱ漫才である程度の知名度まで行った人達には、

                    本業の漫才、ずっとやっとってほしい。

                    MCやバラエティーやりすぎて、もはやしゃべってもおもろのーなってしまった

                    チュートリアルやオードリーみたいにはならず、

                    中川家やノンスタイルみたいに、いつまでも漫才の腕を研ぎすましとってほしい。

                     

                    最後に和牛ー敗者復活と決勝、違うネタ見せてほしかったなー。

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