熱きラテンの血がたぎるペドロ父さんの育児日誌(6) | ボヘミアの宝箱 お店スタッフの声

熱きラテンの血がたぎるペドロ父さんの育児日誌(6)

おはなこのシリーズ、おひさです。
気がついたら、前回からほぼ1年たっちゃってました!ですので、ここでチェコやビーズに関するまじめな記事しか読んだことのない方へ、ちょっと解説。(いや、忙しかったら読まんでもいいのです。)

店長ビビアナはポルトガル人と結婚しています。子供が2人います。狙ってそうしたわけではありませんが、ちょうど上の子を授かった頃、今の会社を興し、「ボヘミアの宝箱」を作りましたので、以来ずっと「共働きの核家族」というなかなかキツいシフトで生きています。
フルタイム勤務は当たり前で、早朝労働、残業、土・日も働くことなど、まぁ言ってしまえば、なんでもアリの過酷な毎日です。

それでも、子供たちはすくすくと成長しています。家族の中で最年長の私を、夫と子供たちが最大に気遣ってくれ、私は社長業と宝箱の店長をしていられます。雑誌への連載も、続けていられます。

子供たちには、心の中で「ごめん・・・!」とむせび泣いて謝りながら、早朝から仕事に行ったある日曜日のこと。帰宅すると、甘〜い匂いが私を迎えてくれました。
「ママ、パパとチョコレートケーキ作ったの!パパが準備してくれて、全部私たちでやったんだよ!!」と大はしゃぎ。食べてみると、何か特別な材料が入ってる気配はないのだが、なんかうまい。すごく楽しみながらやった、ハッピーな気持ちが入ってるんでしょうね。

「あなた、どんなレシピを使ったの?私の料理本に、これは載ってないからさー。」「レシピぃ?ただうちにあった材料を、てきとーに混ぜて焼いただけだよ。子供騙しなもんだけど、ものすごく喜ばれて、こっちがビックリした。」
そうだったのか。「ママとクッキング」ならありそうなもんだけど、「パパとお菓子作り」って、日本ではあまり聞かないもんな。それに、子供にとっては多分、パパでとでもママとでも同じように嬉しい筈だしね。子供たちのはずむ笑顔を見て、心の中で自分を責め立てていた罪悪感が、少し溶けた・・・。

また別の休日、心を鬼にして出勤せねばならないことがあった。心身ともに疲れ果てて帰ってくると、これまた子供たちの弾む元気な声が迎えてくれた。
「ママ、今日はピザだよ!」「あ、宅配ピザ取ったのね。」と思っていたら、「ボクたちで全部作ったんだよ。そしたらね、おいしすぎてボクたちママの分も食べちゃったの、ごめんなさい!
「こいつら、一人で3〜4枚ぺろっと食べちゃって。それで計算狂って、お前の分これだけしかないんだけど・・・」とペドロ父さん。
残った分は、1枚分もなかったけど、私も疲れていて食欲がなかったから、ちょうどよかった!とても凝縮されたうま味が、つまっていたし。
「この味、どうやって作ったの?」と聞くと、「うんとね、パパがパスタのソースを出してくれたの。トマトソースとカルボナーラのやつ。その上に色んなものとチーズを乗せて、少しこんがりするまで焼くんだよ、知ってた?」「へ〜、そうなんだぁ。」
それほどお金を使わず、どこにもでかけず、子供たちに良い思い出を作ってくれる夫に、私は口喧嘩などしていないで、もっと感謝しないといけません。(いや、マジで反省。)
これを書きながら、心を入れ替えねば!と誓うのだった。

さくらんぼ前回の日誌は、downからご覧頂けます。
熱きラテンの血がたぎるペドロ父さんの育児日誌(5) 2012.03.13
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