2008年も暮れようとしております。いつも、どんな時にも、周囲の人々や物事の、良い面を感じること・見ることを忘れないでいたいものですね。今年は経済的な恐慌が叫ばれていましたが、じゃあ周りの全てが悪いことばかりだったのかと言うと、そうでもありません。
新しい出遭い、その感動と喜び、将来への強い積極的な意志、それを貫こうとする純粋さ・・・そんなものを感じることのできる嬉しい出遭いが、私達にもありました。
ここを覗かれた皆さん、お時間があれば是非、下記の「フローラ」というお店をご覧ください。
http://www.flora-eu.jp/
ここは、正にお店の店長である上村さんと「ボヘミアの宝箱」が運命的な出遭いをし、またたくような光のインスピレーションに導かれて、生まれた不思議なお店です。2008年の初めには、上村さんご本人も、私達自身も、このような魂の化学反応があることを、知りませんでした。
注目して頂きたいことがあるのです。
彼女のお店で扱っているアクセサリーは、南蛮貿易が扱うものですから、このお店に載っているものとも、かぶるものがあります。ところが、1点1点の見え方が、まるで違います。なぜだろうか・・・?としばらく考えました。
勿論まず、きちんとお勉強された上村さんは写真の撮り方がうまい。うちのデザインチーム・リーダーのペドロくんは、「僕、自分でデザインして開発した商品なのに、『フローラ』さんのお店見てると、そっちから買いたくなる。不思議だなぁ・・」とつぶやいてました。
そう、彼女が我が社のアクセサリーを選ぶ時、多くの中から彼女の心の琴線にふれたものだけを選びます。その時点で、彼女の波動に合い、彼女に愛されたものが、彼女の元へ行くことになります。そして「撮影」という過程で、更にもう1段階愛されます。ですから、お店に登場した時点で、それらの商品は彼女の手塩にかけた「子供達」になっているわけです。
同じ商品だけど、上村さんという魂のフィルターを通して愛の気が宿った、新しいアクセサリーになっている!そのことに、お店を拝見していて気づきました。
ですから「フローラ」は、店長の上村さんのセンスがぎゅっと凝縮された、彼女そのものでもあるわけです。そこを覗くと、誰もが嬉しい気持ちになるようです。それって、とても大切なことですけど、なかなかテクニックで出せることではないんです。彼女の人柄から出てくるものなんですよ。
なんにも買わなくても(いや時には買って頂きたいですが)、とりあえず毎日覗いてみたくなるような「あたたかいスペース」を創り出す彼女とともに、これからお店は成長していくのでしょう。皆さんも、共に見守ってみませんか?変な誘い方ですけど、本当にそんな感じのするお店なのです。
物事には奇妙な取り合わせがあって、彼女のお店の「フローラ」という名前が、うちのデザインチームの一人と同じだというのも、何か運命的なものを感じますね。
ボヘミアのアクセサリーたちが、こちらでは、そして彼女のお店ではどう紹介されるか、見比べて頂いてもおもしろいでしょう。より魅力を感じた方からお買い上げ頂ければ、私達も本望です。
こんな素敵なことがあった2008年、「ボヘミアの宝箱」にとっては、なかなか充実した1年でした。皆さま、よいお年をお迎えください。
来年も、暗いニュースや空気を吹き飛ばす明るい光を、放っていきたいと思います。