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    ほほえましい家族日誌(1)

    2009.12.31 Thursday 18:46
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      ああ、おおみちょか。今年も、齢を重ねた(アラフォー)新米ママには、キツい1年でした。それでは若き夫・ペドロ君(ポルトガル人、33歳)と、幼い子供達との、ほほえましい(?)エピソードを。

      <その1>
      下の娘・ほうみは気分屋で、ご飯の時もぐずぐす・ダラダラ、なかなか食べ終わりません。明確な理由もなくグズるので、(躾には厳しい夫も)普段は疲れているか妥協するかで、あきれて見ているのが殆ど。
      だが今年のある日、だんだんこちらの言う言葉もわかってきだした頃、注意されているのに、娘はニヤニヤ笑ってました。それでぷっつんきたペドロ君、「親をばかにするなっ!!」とほうみ(その時1歳半)をかついで階上へ。
      暗い寝室のベッドに放り込みましたとさ。気の弱い上の息子だと、ここであっさり、「ごめんなさい〜、わ〜1人やだ〜!」と降参するのですが、主人とそっくりで、気質が「誇り高き欧州の女」であるほうみは、こんなことじゃひるみません。

      まず手すりのあるベッドから脱出。出るっつっても足が届くわけじゃないので、手すりを体で乗り越えた後は、「どてーん!」と自ら落下。体中にたっぷりついたお肉のせいで、そん位は痛くもなんともないらしく。
      で、ドアノブをひねれるようになったので、部屋から出てこようとしたわけです。「なにぃ?出るだと!?それは許さん!!」
      すかさずペドロは、オイルヒーターや掃除機などをドアの前に立てかけ、脱出を阻む。それでも肉厚で、大声で泣いて出てこようとする娘。(あっぱれじゃ)

      この頃、娘は「おばけ」が怖くなり始めていた頃でもありました。物質的に懲らしめられないとわかった夫は、今度は隣の部屋に行き、どんどんと男の体重で足を踏み鳴らし、低い声で「おばけだぞぉ〜!!」とほえる。
      「いやだぁ、こわい〜!」と一度はひるむものの、すぐまたドアノブをひねり、出てこようと・・・。
      「おばけだぁぁぁ!」「いやだー、うぎゃーー!」

      こんな闘いが、晩御飯の最中に突然始まったのです。上の階から聞こえてくる、2人の物凄い大声と物音に、おびえる私と息子。「あんな風にならないようにしようね」、「うん」と言葉を交わすのが精一杯。臆病で、苦しいことが大嫌いな私や息子は、「やれ!」と言われたら、怒られるのも殴られるのもイヤなので、とっととやってしまう性格です。無駄な抵抗をして、苦しい時間を長くしたくないのです。
      ところが、互いの「意地とプライド」がぶつかり合う夫と娘の場合、結構どーでもいいことで、本気の闘いになります。本気ったって、相手は1歳半ですよ?でも夫には、どうしても譲れない線があるらしく・・。(誰が、いつ引いた線なんでしょうか??)
      この日も、結局30分位の闘いを終え、下に降りてきて、「ダメだ、子供のうちから親をナメてるなんてあかん。がつーん!と教えないと」と鼻息フンフンの夫。う、うん、その心意気が伝わってたらいいね。ご飯途中にして、全力でがんばった甲斐があったってもんだよね。

      しかし、以後ほうみさんが懲りてぐずらなくなったか、ニヤニヤ笑いをやめたかと言えば・・。たらーっあんま変わってないよーな・・・(苦笑)。

      <その2>
      そんなほうみも2歳になり、4歳の兄・まりぅと口喧嘩ができるようになった今日この頃。ある晩、ささいなことで2人が言い合いを始めた。互いに、「ほうみ、わるい」「まりぅ、わるい」と何かの原因を押しつけあっている。注意してもなかなかやめない。私と夫はまだ晩御飯を食べていたので、夫が「お前ら、静かにしろっ!!もう言うな!」と大声で止めた。
      怖くなって口をつぐむ息子をよそに、「なんだよ、楽しくやってたのにぃ」という顔で夫を睨むほうみ。しばらくして、ニヤ〜っと笑い、ぼそっと一言。
      「ぱぱ、わるい」

      はっ、な、なんてことを!モゴモゴよりによって、我が家で一番誇り高い人に喧嘩を売るとは・・!?夫の顔色を伺う私とまりぅ。当然瞬時にして沸騰した夫は、「なんだとーーー!!」と怒鳴ろうとしたが、口に食べ物が入っていた為、ひとまずは飲み込み、呼吸を整える。その間もほうみは「してやったり」という顔でニヤニヤ。それがまた気に入らなかった夫は、呼吸を整え、息を吸い込んだ。あ、雷炸裂かも・・、そう覚悟したのだが、
      「おまえはっ、おまえはパパがわる、わるい、うう゛ぅ〜ん・・・」
      と気合いがすっぽぬけて、夫は言葉が続かなくなった。つまり、完全に敗北した瞬間だった
      私は、腸がひっくり返るほどおかしかったが、大笑いすると夫にも睨まれそうだし、娘を助長しそうだしで、必死にこらえた。爆笑もんなのに、口を押さえて吹き出すのを、必死にこらえねばならんとは、誇り高いのが家族にいると、苦労するのぅ。(その点、私と息子はその類のプライドは持ち合わせていない。苦痛を避ける方が大事だ、うん。)

      結婚してから、8歳年下ではあるが、口喧嘩をしたり、何をしても、大抵私は夫に勝てない。私は口数が勝るだけで、一体どうやったら夫という人間を負かしたり、傷つけられるものだろう??と本気で考えたこともあった。
      しかし簡単じゃん。この娘の所業を見て、1つわかった。
      「誇り高い奴は、『バカにされる』ことを最も嫌う。本気でバカにされてしまったら、あまりのショックに、冷静に言い返せなくなってしまう」
      という法則を。
      知らなかった、こんな簡単な撃退方法があったとは・・。しかも「バカにされる」ことに、こんなにももろいとは。ま、だからと言って、夫をバカにする言葉を、私や息子が簡単に言えるわけはないですが(だってやっぱ怖いもん、あとでやり返されるし)、こうした性格を知り抜いた娘は、いとも簡単にやってのけるのでした。

      33歳のペドロ君、2歳の娘に完全に撃沈される、の巻〜。10年後、もっとしたたかになった娘は、父親をどうからかうのでしょう?その時も、私と息子は息を殺して、笑いをこらえるんでしょうか?
      それよか、口の達者になったほうみの何げない一言で、ペドロが本気で落ち込む姿が、今から見えます。私は、その時の慰めの言葉を、今から用意しようと思います。どう見たって、パパに勝ち目はありません。

      そんなこんなで今年も、お店とこのブログを通して、多くの方にお世話になりました。来年も、爆笑からシリアスネタ・新作ビーズ情報まで、あれこれ満載でやっていきますので、よろしく〜!



      やぶれた靴下

      2009.12.18 Friday 12:59
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        年末のくそ忙しい時になんですが、みなさん、「やぶれた靴下」ってどうしてらっしゃいます?

        たいてい穴のあくのは、足のウラんとこですよね?
        よくこすれる所から生地がうすくなっていって、素足が「こんにちは」した時に、どうする?って話です。やっぱ、捨てちゃいます?

        私、相当ケチなもんで、ほつれでもなんでも、直せるものは極力直して、「もうこの物体は、使用限界!」というまで使ってからしか捨てません。しかし穴のあいた靴下は、再利用の仕方がなかなかわからん。

        前に穴のあいた所を縫い合わせてみたら、上手にできたのに、歩いたらものすごい違和感!!ずっとそこが気になってしまい、すぐにぬぐ。
        今度はアップリケみたいに、別布をかぶせて穴を隠した。でも歩くと、やっぱり縫い目がくすぐったい。ダメだ、こりゃ。

        靴下としては使えんのなら、何か他のことに・・・。はて、ゴルフ道具のカバーにっつっても、わたしゃゴルフやんないし。(やってても、それじゃゴルフ場で超笑われるよねー。)
        玉ねぎでも入れるか?ハイソックスならできなくも、うーんでもなんか、変。
        で、結局ここ数年は、穴があくと捨ててしまっています。

        どなたか、こんな再利用法あります!!って妙案をご存知でしたら、おしえてくださーい!

        ドケチ店長、ビビアナでした。

        貿易最前線より(3)

        2009.12.09 Wednesday 16:59
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          さて、しばらく間が空きましたが、骨太で、読み応えのあった(かどうかは知らんが)連載の続きをば。

          「天災とチェコの商品は、忘れた頃にやって来る」と日本人に揶揄されるほど納期の遅かったチェコ。それでも、なぜ(第1次世界大戦以前から)80年以上もの間、ボヘミアのガラス製品が日本へ輸入され続けているかと言えば、そりゃやっぱ 「きれいだから」 でしょう。どんなに時間がかかっても、入手するまでの過程が、ちょー腹立つものであっても、やっぱし、ボヘミアの職人さんの腕が良いのです。
          しびれるほど待って、ビーズを、あるいはガラスの一片を手にした時、それまでの苦労を全部忘れる位の感動と、職人さんの「魂の輝き」を感じます。ゆえに、世界一せっかちな日本人も、待たざるをえません。

          この80年の間、私より前に、どれだけの「日本ーチェコ間のガラス貿易に携わった先人の方々」の苦労があったでしょうか。(私なんか、せいぜいこの16年を知ってるだけですから。)
          大変なのは日本の側だけじゃありません。(チェコ人の感覚からしたら、気違いとしか思えない)性急な日本人の要請を受けて、多くのチェコ側の人々も動いてきました。気まぐれな工場長や職人さんを説得し、励まし、時には叱りながら、なんとか1日でも早く仕上げさせるために。

          製造工程の最後には「検品」というものがあります。これがまた、日本とチェコでは、天と地ほども感覚の違う作業です。日本の製造業者の検品レベルは、間違いなく世界一だと思いますが、チェコの検品は(彼らに悪気はありませんが)、日本より数世紀遅れている、とかいいようがありません。

          こんなことがありました。
          とても良い質のウィスキーグラスを作る工場がありました。日本のとある貿易業者は、それをブライダルの引き出物用に、長年輸入していました。会社の信用を維持するために、社長さん自ら倉庫に赴き、1個1個検品してから出荷するほど、厳しく商品管理をしてらっしゃいました。ある日、その社長さんが烈火のごとく怒って、電話してこられました。
          「向こう(チェコ)の人は、酒を飲みながら検品するんですかな?なんでグラスの内側に、本物のウィスキーがこびりついてガビガビになったのが、うちへ出荷されてきとるんですかっ!!!こんなの出せるわけがない。もうノイローゼになりそうですぞ!!」と。

          あちゃ、こりゃマズいたらーっ。早速工場へ伝えましたとも。その社長さんが怒鳴った通りに、正確に訳してね。(私は、迫力が伝わると思ったんです・・・。)
          しかしどーも、工場の検品係りの人達の勤務の様子を聞いていると、時々ウィスキーを飲んでる感じでした。釜の前でがんばる職人さん達は、水分補給のために(アルコール度を下げた、しかし立派な)ビールは飲み放題。じゃあ、僕達もたまに飲んでもいいよね、みたいな感覚で。(で、そんな酒量じゃ、チェコ人は全く酔いませんしね。)

          この問題の1月後、本社の担当部署の責任者が来日しました。互いに第1声は、「例のクレームの件だけど・・。」向こうの方が年上で、経験豊かなボスだったので、話をゆずると、
          「あのクレームに関する君のファックス(←当時はメールなどない)だが、」
          私は、何を言われるかと思い、ごくっとつばを飲んだ。やべ、表現が強すぎたかー私が胸の中でこんな心配をしていると、次の瞬間出てきた言葉は、

          「ウケたよ!!大ウケ!

          ぬぬわにぃ、ウケただと!?ショックじゃなく、笑ったと、お主言うたな?
          「ウィスキー飲んでから洗わなかったのは悪かったけどさ、あの怒り方サイコー!!社長自ら倉庫へ行って、1個1個見て、その上『ノイローゼ』って、もうバカウケ!あの後工場の連中と、何日もこのネタで笑ったよ、ありがとう!」
          なんと、礼を言われた。誤解のなきよう、彼らは反省してないんじゃありません。悪いと思ってます。事実お詫びの言葉も、お客様にはお伝えしてます。
          でも(当時共産国だった)チェコの人達は、「仕事なんかのことで」ノイローゼになる、という感覚がわからなかったのです。国営会社だったからか、がんばってもがんばらなくても、給料が一緒だったからかわかりませんが、「仕事は仕事。自分の生活や個人的なこととは全く別」と完全に割り切っているので、「仕事で起きた失敗の全責任は、自分で負う」なんていう日本人の考え方とは、対極にあったのです。

          がびがびウィスキーのついたグラスを受け取った会社の社長さんは、創業者で、自分の生活=仕事のようなタイプの方でした。日本でそんな方は、いくらでもいますが、正に仕事全てが、人生そのもの。そんな方にとって、扱う商品に変なケチがついていることは、頭痛以外の何ものでもありません。
          どちらかと言うと、こちらの感覚の方がよく理解できた(当時の)私には、目の前で、涙を流して笑っているボスの感覚に、しばし呆然としました。口がきけないほど驚きました。
          こうした経験が積み重なり、次第にチェコ人のメンタリティーを理解していったわけです。

          以降「がびがびウィスキー事件」は、2度と起きませんでした。その日本の輸入業者さんも、こうしたやりとりを繰り返すうちに、やがて家族のようになり、今では私の父のようでもあり、金融危機の煽りを受けて倒れそうなチェコの製造業者のことも、様々な投資をしながら支えていらっしゃいます。
          色んな事件はありますが、長年本気で向き合っていると、(通訳が間に入っていても)チェコ側と日本側には「友情」や「連帯感」が生まれます。

          それは「貿易」が、単に「物とお金を交換しているだけじゃない」ことの証拠でしょう。人が関わる限り、必ず「こころ」と「こころ」が触れ合います。心の交流は、国籍や言葉・文化の違いを越えるものです。よく芸術活動には、そのようなことが言われますが、経済活動の中にも、そうした現象が見られます。次回は、そのことについてお話ししましょう。

          12月9日の新着情報

          2009.12.09 Wednesday 00:00
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            どーもー。ITスタッフ@日本から帰国 です。

            日本はあったかかったですー!仙台も新潟も山形も会津も東京も、歩いてるとババシャツが蒸れて暑くてたまらず、結局脱いでほとんど行動していました。
            でも何故か旅の後半の九州(熊本・湯布院・長崎)を歩いている時になったら寒くて寒くて、主人は「手袋もマフラーも持ってこなかったのにー(ぷるぷる)」とぼやいておりました。

            で、帰ってくる飛行機の機内放送。
            「到着地シアトルの天候は晴れ、気温は現在摂氏マイナス5度との報告が入っております♪」
            ・・・・めちゃ寒いがな・・・・。

            ということで、ばっちり着込んで降り立った空港で、留守宅を時々確認しに行くのを頼んでいた友人が、貸していた私たちの車で迎えに来てくれたのですが、

            フロントガラス下部で、以前フリーウェイでくらっていたロックチップ(飛んできた石が当たってヒビが入ることがたまにあるんです)のところから、ものの見事に横一直線にデカいヒビが・・・・!

            「今朝まで何も問題なかったんですが、今朝お迎えに上がろうと車を運転しだしたら、ガラスがあったまったころにいきなり『びしーーーーっ!』って・・・・ごめんなさい・・・」

            いえいえ、貴方(=友人)は何も悪くないいんですよーう。
            この冷え込みでもしかしたら悪化するかもねぇ・・・と私たちも思っていたのですが、見事に的中してしまうとは・・・。

            それでもとにかく荷物を載せて家へ向けてしゅっぱーつ・・・と、私も主人も友人も見ているところで

            「・・・・ぴぴぴしっ・・・!」

            うーーぎゃーーー!微妙にヒビが拡大してくーーーぅ!
            やーめーてーけーろー(T_T)・・・・

            もうひやひやモンになりながらの帰路でございます。
            で、何とか家にはたどり着き、早速主人が修理屋に即効連絡。

            「ガラスと交換費用全部混みで$450ぐらいですねー♪」

            ・・・(T_T)・・・旅行から戻ったばっかでこれからクレジットカードの支払いが続いていくのに、さらに出費ですか・・・

            しくしくしく・・・・

            どうやら慎ましやかなクリスマスと年末年始を迎えられそうです(泣)。

            てなところで、12月9日の新着情報でした。

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            2009年12月9日更新
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