突然ですが、今まで「ほほえましい家族日誌」としてシリーズ化していたものを、今回から
「熱きラテンの血がたぎるペドロ父さんの育児日誌」
と改めます!タイトルを、内容に正確に合わせただけ、とも言います。
ネタは日々たまるのですが、どうも「こういうしかないじゃないか!」と最近悟りました。(苦笑)
こないだ七五三の写真を撮りました。(まりぅ5歳、ほうみ3歳だったもので。)そもそも撮影前にさんざん「めんどくさい」だの「ホントにやらないかんのか!?」だの、ぶーぶーごねていたペドロ君。
まーまー、もう来年はないことだから・・・と説得しつつ写真屋さんへ。最近は着付けから髪型のセットまでしてくれて、和装・洋装どちらも選べて、お得なセット価格なるものがあるんですね。知らなんだわー。
で、まずはオーソドックスにお着物でパチリ。はいはい、よくできました。次は洋服よ〜。
感心したのは、写真を撮る時にスタッフのおねーさん方が、子供の扱いに実に慣れているということ。それが仕事なんだから当たり前さ!と言えばそれだけだが、いやそれにしても飽きさせぬよう、うまくカメラの方を向くように、色んな技を駆使。ふぅーん・・とプロの仕事ぶりに見入ろうとすると、もう一人、撮影する人の真うしろでドタバタしている人が。
そう、ペドロ父さんが、誰にも頼まれていないのに、スタッフ顔負けで(というか、
めっちゃど熱く)「ほら、こっちだぞ!ほーみちゃん、笑ってー!!目はこっちだってー」「もっと自然に笑え!まりぅ、顔をあげろ、こうだ」とかやっている。
妻の私は呆然だ。っちゅーか、ちょっと恥ずかしかった。見る間に、額に汗をかきかき、「なんだ、疲れるな。もう嫌だ、お前変われ」とか言ってくる。
「自分で勝手に疲れてんぢゃん、スタッフの人に任せときゃ、うまくやってくれるって
」と心の中で言い返しながらも、あとで「お前は何もやらなかった、非協力的なやつだ。俺だけが疲れた」と言われるのは嫌なので、ちょっとは機嫌とってみるか、と重い腰を上げた。3歳の娘の方がだんだん疲れてきてたので、「ほうみちゃーん、ママの変な顔見てごらーん」とやろうと思った。思って「ほうみちゃーん」と言い終わらぬうちに、横から誰かに
どんと押された。
夫だった。「つかれた」と座ってたくせに、撮影する人がシャッターを切り出したら、反射神経的に飛び出てきたのだ。そこに私がいたことはおかまいなし。だからどん!と突き飛ばしたことなど、覚えていないだろう。結局そのまま最後まで、汗びっしょりになりながら、カメラの後ろで「熱血あやしパパ」に
自らの意思で なりきっていた。
そうは言っても3歳の娘の辛抱はもたず、この写真の直前には「もうぬぐ、やめる」と言い出した。最後は「おかーさんパワーかしら?」と思い、撮影用のカーペットに一緒に座り、励ましてみた。
ママが横に来てくれたなら、ということで、なんとかカメラの方を向く。でもしかめっ面。そこでスタッフさんが、最後のひとがんばり。何をしたんだったか具体的に覚えてないが、とにかく「大好きなピンクの」クッションを手にして、にやっと笑った瞬間(ほんの数秒)を、プロの写真屋は逃さなかった。そんなきわどい七五三撮影であった。(どこもみな、きっとそんなもんだろう。)
せっかくだからっちゅーことで、家族写真も撮ってみた。よく考えたら、こんなことしたの、結婚してから初めてだ。
え?解像度が今いちでよく見えない?だってぇー、はずかしいから、これで許してちょ。
さて、まったくほほえましくない過去ログに、ご興味のある方はこちらからどうぞ
。(注:暇人に限る。お忙しい方が、わざわざ読むものではありまっしぇん。)
ほほえましい家族日誌(1) 2009.12.31
ほほえましい家族日誌(2) 2010.01.02
ほほえましい家族日誌(3) 2010.03.09