東京はまだ梅雨が明けませんが、まだ気温がそれほど上がりませんので、アトピーかゆかゆ肌と、なんとか折り合いをつけて暮らしている店長ビビアナです。被災地の皆さまも、そうでない皆さまも、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
どんなところにいても、どんな環境であっても、人は「ストレス」から完全にフリーにはなりません。他者から見たら「何不自由ない生活を送っている」ように見える人でも、その人なりのストレスがあります。また、「あんなに不自由なことだらけで、さぞ不憫だろう」と他人が思うのに、意外とご本人は気にされていない、ということもあります。
万事は、「気の持ちよう」なのかな?
一番かわいそうなのは、自分にはないものを持っている他者を、やたらと羨(うらや)み、羨みすぎて、その妬(ねた)みが「恨(うら)み」にまでなっちゃってる人じゃないかと思います。
大抵そういう人って、傍から見ると「十分に与えられている、愛されているのになぁ」と思うのに、「私ばっかりもらっていない」と言う。こういう人は、たとえ給料が100万円になっても、1億円になっても、同じことを言ってるでしょう。「強欲」というのは、満たされることのない、果てしなき「悪魔の感情」だと、最近気づきました。
他者を恨みながら、「もっとよこせ〜!!」と怨念を送る輩は、きっと永遠に救われないでしょう。宇宙創造なる神様の愛は、誰にも平等に降り注いでいますが、悪魔の心情に蓋(ふた)をされてる人は、その愛を受け取ることができません。自らの意志で拒む者の心の中まで、神様は入っていけないのです。
さて、なんでしょう、前置きが長くなりました。(時々こういう不思議な言葉が降ってくるので、私も不思議に思っています。)
先の週末、我が家の子供たちは、
「はじめてのおとまり」を経験しました。なんとパパ・ママなしで、いとこの家に一泊してみよう
ということになりまして
。
まず金曜の夜に、その話をもちかけてみる。「Yちゃん(←従妹の名)がさー、まりぅとほうみにお泊りに来てもいいよ!って言ってた。」
「えええっ、行く、行く〜!!」と初めは2人とも叫んだものの、しばらくしたら、兄のまりぅ(5歳)が、
「ボク、やっぱりやめとく。だってパパとママがいないなんて、やっぱり・・・・(半ベソ)」
なんっにも考えてない妹のほうみ(3歳)は、
「あたし、いくー
」
そんでも、そもそもYちゃんちに遊びに行きたい、と言い出したのはまりぅだったので、結局行ってみることになった。
土曜夜は、Yちゃん親子と、我が家4人で楽しくお食事。その後子供たちをYちゃんちへお届けし、いよいよ親が去る段になると、(熱きラテンの血がたぎる)ペドロパパは、
「いいか、まりぅ!いい子にするんだぞ。(まりぅは既にソファーに座って何やら悪さをしていたらしく)今やってるようなことをやったら、許さんからな!!」+パコーン
と頭を殴る。いでで・・・という顔をしながら、涙目で「う、うん。」(でも多分、1分後には忘れてる。)
そしてうちまでの帰り道。
「こ、今夜は私、自由の身かしら・・?」と思っただけで、顔が自然とニヤけてくる。こらえられない。
むっふっふっふ。あれもやれる、これもやれる。パソコンもじっくり見られるし、読書もしまくり・・・。途中で「ママー、おしっこー」とか呼ばれないし、しょっちゅう始まる喧嘩の仲裁もしなくてよいなんて!!あぁ、神様ありがとう。こんなプレゼントがあるなんて、思いもよりませんでした。
私が思いっきり感激に浸っていると、到着したうちの、しーんとした空気に違和感を覚えたのか、ペドロ君が「静かだな。ナンダ、不自然だな・・」と、つぶやいている。
いつもは、家に帰ってくると「うるさーい、うるさい、うるさい!!お前らがうるさいから、お父さんはもう会社に帰りたいっ!!」とか言って怒りまくってる癖に、
も、もしかして淋しいの?(ぷぷ)
「なにあんた、淋しいの?」と聞くと、「うん」とあっさり認める。
普段は頑固で、意地っぱりで、絶対私の言うことに「うん」とか言わないのに、今日はあっさり「うん」だって。
あらー、お父さん、案外弱いのね。熱きラテンの血をたぎらせる対称がないと、ぷしゅるる〜としぼんでしまうのね。わっはっはっは。
どこも、頑固じじぃって、意外にこんなものなのかもしれない。(でもそれじゃあ、普段は一体「何」に対して、そんなに意固地になってんだよ!意地張られる方だって、大変なんだぜ!!と言いたい。)
世の中の皆さん、
「素直(すなお)」が一番良いと思います、わたくしは。
以上、頑固夫の妻のつぶやきでした。
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2011年6月1日更新
日本の暗黒政権が、遂に終わりを告げることが決まった今、皆さまにおかれましては、いかがおすごしてでいらっしゃいますか?
この「次」がどうなるかわかりませんが、「日本の健全な再生」を願ってやみません。私達ひとりひとりは、できるだけ幸せに満ちた心で、一層の不景気な中も、明るく過ごしていきましょう!!宝箱デザインチームの創作意欲も、まったく衰えていません。
新しいビーズ・新しいアクセサリーの開発に、来る日も来る日も、アイディアを出し続けています。「常にお客様を驚かせ、喜ばせるお店でありたい・・・」−簡単なことではありませんが、本気でそう願っています。よろしくお見守り下さいますよう。 by 店長ビビアナ