とってもふしぎな「夢を見た/体験をした?」−どっちかわからないことがありました。
おととい、子供を両脇に寝かせ布団に入ったものの、なかなか眠れません。体も頭の中もとても疲れているのに、なぜだろう?何時間眠れないまま、ごろんと横になってたでしょうか。「うーん、寝たいなぁ。寝かせてくださ〜い(←誰に言ってんでしょうか?)」と無意味なことを、ぐるぐる考えていました。そのうち、いつしか知れず、ふっと仮眠状態になったようです。
私は夢の中にいました。故郷の子供の頃住んでいた実家の、とても汚かった居間に、なぜか2段ベッドがあり、その上の段に、私は今の自分の子供2人と座っていました。(私は4人姉妹の長女でしたから、確かに実家には2段ベッドが2つあり、私はいつも上の段で寝ていたのでした。)
ふと気づくと、私が大好きだった亡くなった祖母が、いるではありませんか。アルバムの中でよく見る服を着ていて、髪も整え、薄くお化粧もしていたかしら?
私は6歳の時に、既に妹が3人いました。当然母親は幼い妹達に手がかかるので、私はいっつも祖母と一緒でした。私にとって「おふくろの味」とは、祖母の作るお惣菜のことで、記憶にあるおっぱいの感触も、汗の匂いも、すべて祖母のものです。(その祖母には実の子がおらず、親戚筋からもらい受けたのが私の母で、自分の子供を持てなかったことを、生涯心の奥底で悔いていたことは、
前に書いた通りです。)
死んだ筈の祖母が目の前にいる状態で、私は心の中ではっきりと
「これは夢だ。夢の中だけれど、おばあちゃんがいる。今は実体の形で会えるんだ。うれしい!」
と思っていました。そこで祖母の腕を持って、
「おばあちゃん、私でも子供2人持てたよ!」
と報告しました。すると祖母は、残念そうな顔で、
「わっち(=私)は、持てなんだ」
と言いました。だから
「おばあちゃん、私と一緒に子供産んだと思って。ほら、ここにいるから。」
と。子供達は、ちゃんと自分達が紹介されることを知っていて、ニコニコと私の両脇に座っていました。
祖母亡き後、大体年に2回位は夢の中で対面していましたが、これほどはっきりと、まるで実体を伴っているように会えたのは久しぶりでしたので、私は抱きついたり、さわったり、さんざん「懐かしいおばあちゃん」の感触を味わいました。
しばらくすると、だんだん祖母の映像が薄くなってきて、形も壊れ気味(?)になってきました。「タイムリミットかな」と思っていたら、「じゃあ、帰るで」と言って、ドアから隣の部屋へ移動していきました。
その「隣の部屋」っていうのは、どうも私の実家とは違う場所のようで、そちらから明るい光が漏れていました。祖母はなぜか「おはようございます」と挨拶をして、そちらの部屋へ入っていきました。
すると、「おはようございます!」と複数の人間の声が返しているのが、聞こえました。そして「田中さんは?」と、まだ戻らない人のことを探すような声も聞こえてきます。
「あそこ、なんだろう?どういう寄り合い所だろう・・?」と疑問に思っていたところで、目が覚めました。「覚める」というより、「ふうぅぅぅ〜っと、どこかの空間から戻ってきた」ような感覚がありました。
んーーーーーーーーーーー、今のは、夢か?
それとも実体験か?
実体験だったとしたら、私はどこに行ってたんだ!?
別に、特殊能力を持った人間でもないので、これを解釈する知識すらありません。でも祖母の体に触れた生々しい感触。
たとえそれがお化けであったとしても、私はうれしかった。しばらく横になったまま、ぼーーーっと考えた。
祖母が帰って行った部屋は、天国(亡くなった人の魂がいる場所)だったのではないか、と。なんらかの理由で、祖母が短い時間でもいいから、まるで実体の体を持っているかのような状態で、私に面会がしたかった。その真の目的は私にはまだわからないが、そのような希望を祖母が神様に申し出て、許可があったから、私のところに来たのではないか、と。
交わした言葉は大したものじゃない。でも私は祖母に触れ、肉体の感触を味わうことで、「懐かしい、幼い頃の最も安心して、幸せだった時間」に戻れた。その時間の中で、今授かった子供のことも紹介できた。
祖母は、やっぱり自分には授からなかったことを、私に嘆いたが、彼女が本当に伝えたかったことは、そのことではないような気がした。
じゃあ、なんなんだろう
この2日、ずっと考えている。
それにしてもリアルな感覚だった。よく、体からエーテル体だけが離れて、霊的な世界?、3次元以上の次元空間?にさまよえる人がいると、書物などで読んだことがあるが、それを遂に、体験しちゃったんだろうか?
そのこと自体の結論より、「祖母がそうまでして私に伝えたかったこと」を、なんとしてもわかってあげたい。お盆は過ぎちゃったけど、今こそ魂が繋がってるおばあちゃんと、テレパシー会話しなきゃね。
きっと何か私の、重要な転機が訪れているのだろう。
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2011年8月23日更新
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ちなみに当店では、どんな種類のハッピーバッグであっても、同じ方が連続して同じものをご注文された場合、絶対に重複するアイテムをお届けすることがないように、配慮しています。そのおかげで「ハッピーバッグのリピーター様」がいらっしゃいまして、注文が入るたびに、店長を含め、全スタッフが(組み合わせを考えるために)燃え上がっています。
どうぞご遠慮なく、何度でもご注文下さい。お正月だけでなく、年中福袋を扱っているのは、そうわけがあるのでした。