お久しぶりのお笑いネタ、いってみませう
(ビーズに関する真剣な情報をお求めの方は、読む必要はございません。)
店長の身近なところ(主に子供たち)で起こった、おかしな「言いまちがい・聞きまちがい」を集めて、一気にご紹介するこのシリーズ。また半年ぶりになっちゃいました。
まずはもう6歳になってしまった息子・まりぅ(小1)。
保育園に通う2年ほど前から、驚いた時に「ボク、ショックした!」とか「ショックする」という言い方をする。うーん、まちがってはいないんだが、なんとも不自然・・・。
一度は「あのね、その言葉はガーン!と感じた時に、『ショックー!』とか『ショックを受ける』っていう風に使うの。『ショックする』とは言わないんだよ。」と教えてみた。でも本人は「なんで?意味はあってるでしょ?」と考えるらしく、あまり積極的に直そうとはしない。
そんなわけで1年生になった今も、「わーボク、ショックしちゃうよな〜」とか言っている。ま、そのうち直るさ、きっと。
ある日の晩御飯に、じゃこ飯を出した。するとまりぅは得意気に、「これ知ってる!しちめんじゃこが入ってんでしょ?」「いや、それは、ちりめんじゃこ。」
そして「ボク、最近新しく好きになった動物がいるんだ。ママ、なんだと思う?」とニヤニヤしながら言ってくる。「答えはねー、バフロン!」
ばふろん!?なにね、それは!
しばらく考える私。「まりぅ、もしかしてバッファローのことか?」「あっ、それそれ、それだよー」ですと。
また別の日には、「ママ、こっそり言ったのになんでも聞こえちゃう人のことってさ、『みみじごく』って言うんだよ、知ってる?」といばってきた。「うーん、惜しいねぇ。そりゃ、地獄耳だろ!」「あ、そうだった!」
だんだん知恵もついてきて、そろそろ(外国人の)パパがわからない言葉も覚えつつあるのですが、まだまだ細部がまだら覚えのようです。
そして正に今、乾いたスポンジのように、高速で言葉を習得中の4歳の妹・ほうみ。
こちらは日々ネタが発生しすぎ、私のネタ帳はぱんぱんに膨らんでいます。とても全部は紹介しきれませんので、印象に残ったおもしろいやつを挙げてみましょう。
ある日曜日、家族で車でお出かけしました。その日主人はなんとなくクラシックが聴きたい気分だったらしく、車内でぎゃーぎゃー騒ぐ子供たちに構わず、ショパンのCDをかけました。一向に静かにならない子供たちに向かって、「おい、お前ら、これショパンだぞ!
」と言うと、娘は「それ知ってる、るぱんだよね!」と、物凄く得意気に答える。
(父)「ルバンだぁ?違う、ショパンだ!!」
(娘)「しょぱん?なにそれ、しょっぱいるぱん!?しょっぱい、おっぱい、ぱいぱいぱーい
キャハハハ♪」
そう言いながら、(なぜか車内で)両手を挙げて踊っている。
主人は、黙ってCDのスイッチを切っていた。
干しぶどうの入ったパンを食べている時に、「これ、虫じゃないよ、干しぶどうよ」と説明した。しかしほうみは、「星ぶどう?このぶどう、お星さまなの?」と純粋な目をして聞いてきた。これは珍しく、かわいらしいまちがい。
そのほかに、お魚の「かじき」のことは「おはじき」、食べ物の「キャラメル」は「キャマレル」、ハンバーガーのマックのことは「マクナルドルド!」と言ってはばからない。
ある日私が、映画好きの主人に「テレビで『ランボー』やってるよ!」と教えた。それを聞いていたほうみ、「ダンボ?見たいっ!!」と言ってテレビの前へまっしぐらに走って行った。
別の日には、「ママ、さっきテレビに『まいける・じゃるそん』出てたの!」と教えてくれた。マイケル・ジャクソンの追悼番組をやってたんだね。
また別の時には、いきなり「ママ、保育園でこうやって手の上に乗せて叩くやつ、カスタネットかストラップかわからないっ!」と逆上して怒ってきた。よく思い出せないのは、別にママのせいではないと思うんだが、なぜ私が怒られるのかしらねぇ??
そんなこんなで、混乱しながら脳細胞というのは成長していくらしいです。
前回の(8)は、
からどうぞ。
言いまちがい(8) 2012.04.10