お店のトップページにも書きましたが、GW前後の平日である5/2と5/7だけ、出荷をお休みします。その他の連休中の狭間の平日である4/30と5/1は、思いっきり出荷します。少しご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。
さて、今日は珍しく親の話を。私の両親は、父が74歳、母が69歳です。ついこないだまで、私の故郷で、元気に2人で暮らしていました。
父は私が子供の頃からずっと、「俺はもう死ぬ。心の準備をしておけよ。」と言っています。父は自分が11歳の時に父親を亡くしているので、そのトラウマがあるのでしょうか?私が11歳になる頃、さかんにそう言っていました。当時の私は、それを真に受けて、子供心に悩んだものです。幾晩も眠れない夜をすごしたりしました。たった11歳で。
その後も機会があるごとに、同じセリフを繰り返すわけですが、繰り返されているうちに私は44歳になり、父は健康なまま74歳になりました。元気でいてくれることは、うれしいことです。でも自分の寿命について、常にネガティブなことを言い続けたことについては、(本人には言えませんが)「死ぬ死ぬ詐欺」じゃないか!と思ってます。
反対に母は、あまり体が強くない上に、運動が大嫌い。でも食べることが大好きで、いつも好きなものをたらふく食べていました。生命保険にも入らず、「私は100まで生きる。誰にも迷惑はかけん。」と豪語していました。
勿論信じちゃいませんでしたが、先日脳内出血を起こし、緊急手術を受けました。いきなり半身不随になり、しゃべれなくなってしまったのです。
家族は皆、大慌てで色々なことに対処しました。対処しながら思ったのです。
「うちの親は、どっちも全然自分の体がわかってないじゃないか。
自己認識度が、著しく低いよね?」
と。でも私は、そんな2人の子供なわけで、ちょっと見方を変えれば、「親とあんまり変わんない」のかもしれない。
人はみな、他人のことはよくわかりますな。状況把握も今後の分析も、かなり冷静に、正確にできたりして。でも自分のこととなると、さっぱりわかりゃしない。
私は、母の事件をきっかけに、「自分を正しく認識することのむつかしさ」を、痛感しました。
そんなことがありまして、5/2〜5/7まで子供2人をつれて、故郷へ行くことになりました。出荷をお休みする非礼を、どうぞお許し下さいませ。
店長ビビアナ
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2013年4月25日更新
「BEAD ART VOL.5」(2013年春号)が発売されて以来、「へ〜、チェコのハンドメイドビーズって、そうだったんだぁ」という驚きの感心の声が、巷で広がっています。それを聞くたびに、「うふ、苦労してあの記事を書いてよかったな!」と喜びをかみしめている店長ビビアナでございます。
<GW中の発送について>
いつもはカレンダー通りに平日は発送業務を行っていますが、今年の連休中は祝日に加え、5/2と5/7も発送をお休みさせて頂きます。いつもより、ちょっぴりお待たせしてしまうかもしれませんが、どうぞご了承下さい。
売り切れているキットは、現在作り足しているところです。仕上がり次第表示しますので、しばしお待ちを!
ここのところ「ファルファーレのドリームパラダイス」に、通の方からの注目が集まっています。やはりデザインの独創性と、作っている時の楽しさが格別なようです。3色展開して大成功でした!!