先日ここで、
焦るおばさんという記事を書いた後、またまたあたしゃ「焦るおばはん」になっちまったという、事件の続編です。「焦った」意味が、また微妙に違うというのが、今回の特徴っす。
前の記事の最後に書きました。「極力そのミスを犯さぬようにせねばなりません(強く自分に言い聞かせ、言い聞かせ・・・。)」と。
恐らく私は、無意識のうちに言い聞かせたのでしょう。でも言い聞かせ方が・・・
あの記事を書いた3日ほどあとのことだったでしょうか。
私は、真っ白な、丈の長いレースつきのチュニックを着て、朝家を出ました。いつも通り電車に乗り、その日は車両のふちの方に立っていましたが、確か私の後ろに女性が一人いたなぁ。電車はいつも通り、そこそこ混んでいて、いつもの駅で降り、会社に向かって歩いていました。
歩きながらふと胸元を見ると、なぜかボタンが服の内側についています。
「はて、この服こんなデザインだったかな?
はっ、も、もしや・・・・・(大汗)」
おそるおそる服の横側を見ると、なんとそこにはでーんと、2枚の洗濯表示やらなんやらのラベルが、はためいているではないかっ!!
「うわぉぅ、やっちまった!!!やっちまった、なぜだ!?
あ、これ洗って干すとき、反対向きに干した。で、旦那が畳んでくれた。
えーん、なんで反対のまま畳むの!?信じてそのまま、朝かぶっちゃったぢゃん」
頭の中をくだらない言い訳がぐるぐるします。でも今はまず、(誰も聞いちゃいない)言い訳を繰り返す前に、(世にバレない)対策をっ!!!!
外側にはためくラベルを、大きなかばんでさっと隠す。
「で、電車の中で誰かこれに気づいたかな?幸いデザイン的には、レースの真っ白で、よーく見なきゃ裏表反対とは気づきにくいが、あの私の後ろに立っていた女性なら、首の後ろのラベルを見ただろうか・・・。でも髪の毛で隠れて、見えなかったかもな。たぶん、誰も気づいてないよ、ココまでのところ・・・・(超希望的、願望を含む観測)。」
会社までは、あと数百メートル。
なんでもない風に歩けば、多分誰も注目しないのに、気づいたからには異様に焦る。焦って早歩きになるが、かばんも大きく、そして急げば急ぐほど、なんだか進んでいない気になるのは、どうしてだろう・・・?!?
この道、こんなに長かったっけな・・・?
そしてしみじみ思った。あれを、満員電車の中で指摘されたとして、どうしようがあったろう?と。
わたしゃ前の記事で、「裏表反対も一刻も早く知りたい」と書いたが、あれ、やっぱ訂正。「裏表反対は、公の空間で多くの人が聞いている所で言うべきではない。なぜならその場でわかっても直せないから。教えてあげるならば、本人にだけこっそりと!」−よし、これがおばさんの使命だ!!と勝手に確信。
その後、ゴキブリのようにこそこそーっと会社へ入り、物置へ直行。あぜんぼーぜんとする友人E。「ものすっごいブーメランっすね・・・」と呟きながら。
後日これを、「宝箱デザインチーム」のキャメロンに話すと、
「え、○○さん(←私の本名)、パンツ見せちゃったんですか。」
と驚く。いやいやいやいや、そっちじゃねーよ。それじゃ、マジ犯罪じゃん。第一、そんな丈のスカート、もう持ってないし・・・。
キャメロンの天然ぶりに笑いこけて、自分のミスも笑い流そうとしたが、あかん、やっぱり流れない。(ちょっとまだショックが胸に・・。)
手痛いブーメランを喰らい、おばはんの社会的責任(?)を、少し軌道修正したのであった。
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2013年9月3日更新
全国のチェコビーズ(ボヘミアンビーズ)をご愛用の皆さま、このたび
極小シードビーズ と
極小竹ビーズ 、
シャルロットビーズ 、
ファルファーレ の、まとまった量での販売を始めました。
刺繍で決まった色を大量に使われる方、ご自分の作風の中でどうしても多用する色がおありの方、大きな1袋で買えるようになっています。1袋に入っている量は、ビーズによってまちまちですので、どうぞそれぞれご確認くださいね。
そして、この秋・冬に予定しているビーズ教室の情報を、すべてアップしました。「入門・初級クラス」「中級・上級クラス」ともに、充実した(やりがいのある)教材を揃えました!!
「ボヘミアンワイヤーレース」の教室では、極小ビーズやカットファルファーレと戯れる「たぐいまれな体験」ができます。
お誘い合わせの上、是非ご参加ください。教室でデビューする教材は、すべて開催後キットとしても販売しますので、どうぞお楽しみに。