これは、
(1)からのつづきにあたります。
自分の生活が、十分悲惨だと思っていた(子供達が)保育園(に通っていた)時代。周囲には「お子さんが小学校に入ったら、もう少し手が離れて楽になるわよ〜」と言う方がいらしたので、結構それを鵜呑みにして、その日を心待ちにしていました。
そして今年度、ついに実現しました。今息子は3年生、娘は1年生です。
ところが、ところがです!! 小学生2人の働くお母さんになってみたら、それはそれでまた、きついではありませんか! 最初は「4月だけだよね?」と思いました。
でも5月になっても、6月になっても、一向に変わりません。7月になって、夏休みも意識し始めた頃、ようやく気づきました。「あぁ、これが日常なのね・・・
」と。
小学生の子を持つ親はみんな知ってることですけど、ほぼ毎日、えれぇ量の紙類を子供が持って帰ります。そして返事をしたり、記入して提出するものも、えれぇあります。4月には「いくら年度の初めったって、こりゃあね〜よ〜」と泣きながら、記入していました。そもそも4月って、あの地獄のような「全持ち物への名前書き」っていう刑があるじゃないですか!
しかし4月が終わっても、子供達は毎日お手紙やお知らせを持って来ます。そして連絡帳に目を通し、親がサインなどせねばなりません。おまけに、多種多様に渡る宿題や課題がございます。
子供が学校から帰って来る頃、「おかえり!」と家で迎えてあげられる母親ならば、どんなに余裕を持って、すべてを見てあげられるか・・と思います。でも私は、そうしたことに憧れている余裕もありません。
私は長い間働いてきたので、事務処理・紙類の整理は得意だし、早いと思います。普段会社でも、秒速でめちゃくちゃ多くのことをこなします。その間、脳は私の記憶のキャパを軽く越える量の情報を処理しますから、かなり疲弊します。毎日のことで鍛えられているとはいえ、やっぱり疲れます。
今年度は、それをこなすのと同じくらいのプレッシャーが、フルタイム勤務を終えて、子供を連れて家にたどり着いた瞬間にも始まります。
つまり、うちでも会社にいる時と同じ気合いと速度で、事務処理をこなさないといけないプレッシャーを感じるようになりました。持ち帰るプリントも2人分、目を通すものも2人分(そのやり方も担任の先生によって様々で、2人とも同じってことも決してない)、音読も2人分、答え合わせも2人分。そして集金に、提出物に、学校の連絡帳に学童保育の連絡帳、これにPTAの集まりとか学童保育父母の会の活動とか加わると、頭がパンクしそうになります。
週末の仕事も普通に多いのに、保護者会だ学校公開だと、ひっきりなしに何かがあったりもします。しまいには、自分がどの日に、どっちへ行くんだったっけか、わからなくなったりします。今までは仕事のスケジュールだけを頭にがっちり入れて動いていましたが、今年度からは子供2学年分の学校のスケジュールも、同時にインプットし・・・・・・・、
いや、そんな難しいことはできないわけです!どうやっても!!!
そんなこんなで、半ばグレている私です。
今は夏休み。我が家は、出勤前のあわただしい時間に、あさがおのかんさつや絵日記をやっています。子供達が、毎日学童保育で元気いっぱいに過ごしてくることを心の支えとしながら。
働くお母さんのトホホなエピソード、↓からもお読み頂けます。
いそがしすぎる母をもつと・・・ 2014.01.22
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2014年8月12日更新
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