先日ショップチャンネルに出演した時に、事前の打ち合わせで、局の人にこんなことを聞かれました。
「チェコガラスとボヘミアガラスって、どう違うんですか?」
実はこれ、しばしば受ける質問です。私の答えは、きまってこう。
「あ、同義語ですよ。ですからチェコビーズとボヘミアンビーズというのも、同じです。」
とね。チェコは、まだまだ日本では知られていない、マイナーな国です。
「チェコ」より「ボヘミア」という言葉の方が皆さんの耳に馴染みがあるのは、恐らく、戦後たくさん輸入されていたボヘミアガラスの食器や、大相撲の優勝力士に渡されていた「チェコ国友好杯」のおかげではないかと思います。
そんな、日本ではまだまだ知られていないチェコで作られるガラスビーズの良さ・美しさ・おもしろさ・奥深さ・楽しみ方を伝えるのが、私の使命だと思っています。
チェコビーズ(ボヘミアンビーズ)と言っても、その多岐に渡る製造方法のおかげで、本当にいろいろなものがあります。世界中でスタンダードになっているものから、誰も知らないようなものまで。チェコ以外の国で、にせもの・マネものも作られています。ガラス以外の異素材での、パクリものもあります。
国内の産地偽装(100%にせものビーズを入れた袋に、チェコの国旗をつけて売っている)をしているケースも、ほぼ把握しています。
それらをすべて見分けられるのが専門家ですが、そうした「チェコビーズの専門家」−日本には何人もいません。数少ない、チェコビーズの本物の専門家が私と主人であり、「ボヘミアの宝箱」で扱うビーズをすべてプロデュースしています。
私達は常に、
「本物の良さ」を提供することを心掛けています。
パクリ業者は、パクるための原素材がないとコピーできませんから、絶対に自らクリエイティブな仕事はできません。新しいものを生み出せる力を持つ者だけが、「新商品の開発者」たり得ます。
新しいビーズの開発には、少なくとも半年間は要します。それまでは、生みの苦しみ(=多くの葛藤)を越えなければなりません。困難がない場合はありませんが、決してあきらめません。それが、私と主人の「生きる情熱」そのものだからです。
本当に良いものが、二束三文の値段で売られるわけはありません。
良いものには、それなりの対価があります。
そうして納得して買って頂ける「新しいボヘミアンビーズ」、日夜考えています。どうぞ、当店からのデビューをお楽しみに。
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2014年9月20日更新
日に日に秋が深まってきています。そろそろ夏の疲れも、出てくる頃です。少しゆったりしながら、新しいモチーフやデザインを考えるのはいかがですか?
これまでソロバン型しかなかった
マシンカットビーズのカテゴリーに、
ラウンドカットが加わりました!サイズは8ミリで、「宝箱こだわりの上品な3色」です。
店長ビビアナが出演したショップチャンネルでのオンエア、まだ↓から見ることができます。チェコビーズのことをまだよく知らないという方、是非ご覧になってみて下さい。
9月3日(水)午前11時〜
9月4日(木)午前1時〜
番組のタイトル:本当のチェコガラスの魅力お伝えします「エリシュカ」デビュー
来月のお教室、空席が残りわずかとなりました!今回の上級の教材は、はっとするような上品な色合いが印象的な「刺繍のブローチ」です。会員様は、ログインしてからお申し込み頂きますと、講習料・教材費共に会員価格でご参加頂けますよ〜☆
*リピーターの方で、缶がご不要な場合は、注文の備考欄にそうお書き
添え下さい。