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こちらで何度も書いているように、世界で最も小さなシードビーズや竹ビーズを作っているのは、チェコです。地球上でチェコ共和国にある、たった1つのビーズ工場によってだけ、作られ得るものです。この技術立国・日本のビーズメーカーにも作れない、(人類の遺産と言ってもいい)貴重な極小ビーズたち。
実は、チェコでも年々作られなくなってきています。ショップチャンネルの「エリシュカ」の中で私が語った通り、16/0の極小シードビーズは既にチェコで製造が終了しています。
では、極小のビューグル(竹ビーズのことをチェコ本国では、こう呼びます)はどうかと言いますと、工場が宣言こそしていないものの、多くのサイズや色が製造停止状態になっています。工場が製造するためには、世界中の市場からある程度まとまった量の注文が入ってこなければいけません。ですがここ何十年か、そうした需要はかなり低下したままです。
ですから自動的に廃盤状態になっているといいますか・・・。
当店でも何年か前に、やっと手にした5色の極小ビューグルでしたが、じわじわと在庫がなくなってきました。もう入手できないんだよね?、と残念な気持ちがいっぱいこみ上げる中、ご注文頂いた方に日々感謝しながら発送しています。お手にされた方は、どうぞ大切になさって下さいね。こうした材料との一期一会の出逢いも、皆さまの創作活動に少なからぬ影響を与えます。
「この世に限られた量だからこそ!」という思いとともにデザインや制作された作品には、それなりの気品とオーラが宿ります。皆が皆でなくとも、わかる人にはわかるものです。そうした感性や価値観を磨いていけたら、ビーズと触れ合うことは、きっと皆さまの魂をも磨き上げ、次のステージへ成長させることを手伝ってくれます。
そんな風に考えると「ビーズとの触れ合い」は、私たちの(技術的な面だけでなく)人としての精神的な成長に、かなりプラスに働いてくれるツールなんですね。ヨガや瞑想するのと同じ効果を、心にもたらしてくれるのです。その働き具合は、「あなたがビーズたちとどれだけ誠意を持って、澄んだ心で向き合うか」にかかっています。
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2015年5月21日更新
5月・6月・7月の宝箱ビーズ教室は、ネックレスに、おさいふに、トートバッグにと、バリエーションに富んでいます。素敵な先生とチェコビーズに触れながら、充実したひと時を「ガレリエ・クラール」ですごしてみませんか?