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では、彼の制作現場のお手元を、ちょっと拝見しましょう。
(2)で見たガラス棒が、バーナーの前で溶かされているのがわかりますか?
原材料のガラス棒は、色によって
ガラスが溶け出す融点が違います。
それを長年の勘で会得している彼らは、このあと続く一連の工程を魔法のように、あっという間にやってしまいます。(925シルバーの)銀箔を入れるのも、一瞬でやります。
➡の写真には、箔を入れ、少し温度の下がった状態のカボションが映っています。
こんな風に融点のゆらぎの中で、1つ1つ手作業で入れられる銀箔なので、決して同じ表情のものがないことを、わかって頂けるでしょうか?
皆さまにご注文頂き、どんな表情をした子と出逢うかは、正に一期一会で、これが決して大げさではないということもわかって頂けると思います。
最後に、チェスカさんの
笑顔を。これはショップチャンネルのテレビ放映用に
「なんとしても笑顔を!」
と協力をお願いしたものですが、なんとも笑い慣れていない、ぎこちない笑顔が、本当に不器用な職人さんを現わしていて彼しいなと、今でも時々ほほえましく見返しています。
有名な俳優ではない彼が自然に笑えないのはよいのです。その代わり、
彼の手が作り出したカボションは、
1つ1つが最高に雄弁で、ロマンチックで、銀河の輝きを称えています。
あなたの手に届いて、このカボションに宿った彼の魂を感じて頂けたら、
どうぞそれに応えて、あなたの感性を最大限に開いて、あなただけの
何かの形にしてあげて下さい。
それにはきっと、あなた自身の生命力も加わり、どこか「人の目を惹く、
パワフルなアイテム」になっているだろうと思います。
このハンドメイドカボションを、「ボヘミアの宝箱」からお届けできるように
なったことを、心から喜び、そして誇りに思いながら。
店長ビビアナ
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2020年4月15日更新
★ハンドメイドカボションがデビュー!この魅力を語った店長
ビビアナの解説はこちら。順番に是非ご一読を!!
★今だけ限定の「クラールセレクト」に、かわいいビーズがいっぱい!!
★創業以来のロングランヒットアイテム・パンプキンに新色が、リーフには新しい
形「グレープリーフ」が登場!
★シャルロットビーズの楽しみ方については、こちらの連載をお読み下さい。
★ご注文はいつも通り、24時間受けつけていますが、5/2までの間、土曜日の発送
業務がお休みとなります。どうぞご了承下さい。
初めは、パーツとして販売するつもりは、全くありませんでした。
私達のオリジナルブランドである「ELIŠKA(エリシュカ)」のコスチューム
ジュエリー制作に、欠かせない材料ではありましたが、それも彼が私達からの
依頼に応じて、作る気になってくれた時だけの話でしたから。
2017年に、ショップチャンネルで「ELIŠKA(エリシュカ)」の放送があった時、
彼に頼み込んで、初めて制作現場をカメラで撮影する許可をもらいました。
その時に撮った貴重なショットから、チェスカさんの工房の中と、彼の手元を
ちょっとだけご紹介しましょう。
これは彼の工房の中。
なにやら不思議なガラス棒が
たくさん束ねられていますが、
これこそが、制作の原材料と
なるガラス棒たち。
こうして見ると地味ですよね。
この原材料は、チェコのある
特殊な工場で作られています。
すべてのガラスパーツを作る
職人は、皆これを入手する
ところから仕事が始まります。
ところで、この棚のうしろの壁、
お気づきになられましたか?
これは、築100年以上の古〜い
工房の壁なんです。一体彼の
何代前から使われてきたんでしょうねぇ?
そしてこちらは、彼が実際に使っている道具たち。
この中には、先の世界大戦より前から使われてきたものが、本当にあります。彼の家系で、代々受け継がれてきた「大切な道具たち」です。
私の主人であり、宝箱デザインチーム・リーダーのペドロ君は、実際に
彼の工房を訪ねているのですが、
こんな風に言っていました。
「日本人が想像するヨーロッパのおとぎ話に出てくる、典型的な古くて小さなレンガ造りの小屋だった。
彼は照れ屋で、言葉少なで、そういうところも、この地方の典型的なガラス職人といった感じだったな。
作ってるところを見て、彼は本当にこの仕事が好きなんだとわかった。
決して儲かってしょうがない、という職業ではないんだけど、彼はこれしかできない、と言うか、これを作ることが『生きている証』なんだと思う。
手作りでガラスパーツを作ることは、彼にとってはごく自然で、止められないと
いうか。だから制作ペースは、決して僕らがコントロールできることじゃない。
本当に感性一つで進む『職人の心意気』を、そのまま体現してるような人だな。」
と。さすが、自らも(ポルトガルでではありますが)代々ガラス職人の家系に
生まれたペドロ君ならではの観察眼です。
(3)へつづく
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2020年4月14日更新
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★ハンドメイドカボションのデビューに先立ち、店長ビビアナの解説がブログで始まっています。どうぞご一読を!!
★シャルロットビーズの楽しみ方については、こちらから順にお読み下さい。
★今だけ限定の「クラールセレクト」に、かわいいビーズがいっぱい!!
チェコ製のハンドメイドカボション、実店舗「ガレリエ・クラール」では以前より
販売していましたが、何せチェコでもたった一人の職人さんしか作れないもの
でしたので、入荷状況が不安定で、宝箱では出したくてもなかなか出せなかった
「世界に誇る最高品質のガラスパーツ」でした。
今回4/15から、遂に宝箱でも販売できるようになりましたので、それを記念して、
このパーツのこと、じっくり解説致します。
「カボション」とは、底が平らで、上がドーム状に成形されているパーツの総称。
その製造工程の全てを手作業で行い、仕上げたものを
「ハンドメイドカボション」と呼びます。
チェコには現在、カボションを作る工場が4つありますが、その中でも「ハンド
メイドのカボション」を作れる職人は、数人しかいません。今やチェコでも、
伝統工芸は後継者不足が深刻で、私達はどうかこの数人の方々から次世代へ、
今の技術が受け継がれることを、切に願っています。
彼が、私達の扱うカボションを作ってくれているチェコのガラス職人。
インドリッヒ・チェスカさんと言います。
彼は独自のセンスと、長年の経験から培った技術とで、
「彼にしか作れないパターン」を持っています。
私達は今から10数年前に彼の作るパーツを見て、恋に落ちてから、
ずっと彼の手がつむぎ出すその美しいパターンが大好きで、「材料費を惜しまずに
最高にいいコスチュームジュエリーを作る!」という時、必ず彼にお願いして、
1つ1つ作ってもらってきました。
(2)へつづく
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2020年4月13日更新
★ご注文はいつも通り、24時間受けつけていますが、5/2までの間、土曜日の発送業務がお休みとなります。どうぞご了承下さい。
★ハンドメイドカボションが、まもなくデビューします。お楽しみに〜!!
★シャルロットビーズの楽しみ方について、店長ビビアナの連載が始まっています。
★今だけ限定の「クラールセレクト」に、かわいいビーズがいっぱい!!
今日はチェコで「リング」と呼ばれていたビーズの話をします。
ただリングと言うと、他の素材でもそう呼ぶパーツは大変多いので、
ここでは敢えて「リングビーズ」と言いますね。
あれは10年ぐらい前のある日、チェコの家族のように親しくしている、ある工場の
担当者から、こんなメッセージが届きました。
「このビーズ、今まで定番商品にしてたんだけど、しばらくの間、誰からも
注文がないから、遂に廃盤になっちゃった。ほしい?」と。
まずはどんなビーズだろう?と興味を持った夫と私は、実物サンプルを送って
もらいました。
「ふむ、手ごろなサイズ(直径約6.5mm、穴の直径約2.5〜3mm)だし、軽い。
穴が大きくて皮ひもでもいける。サイズは敢えて不均衡ね。まるで粘土細工で
1個1個作ったような『手作り感』があるね。でも残ってる色がブラックだけかー。」
「僕はこの素朴な味を生かしたい。生地が黒だけなら、日本で人気のコーティング
をして、オリジナルカラーを作るのはどうだろう?」
「いいね〜。1回きりのロットで、もう二度と手に入らない私たちの宝物として、
大切にしましょうよ!」
ブラウンアイリス パープルパイリス ヘマタイト グリーンアイリス
そうして生まれたこの4色。
飛ぶように売れるわけではないけれど、うちのお店で試しに使ってみた方が
じっくりとリピーターになられ、他のビーズのアイリスカラーとあわせたり、穴が
大きいのに、他の小さな穴のビーズとあわせて、通しのネックレスの中で使っても
すごぶる馴染みがよいため、一定の愛用者がいらっしゃいます。
だから(およそ100個入りの)20グラム入りのほかに、250グラム入りの1袋売りの
オプションがございます。
今私達の手元にある在庫がなくなったら、もう供給できなくなる、限りあるリング
ビーズですが、廃盤になった知らせを受けたからこそ生まれたアイテムでもあります。
もしお手にされましたら、末永く愛してあげて下さいね♥♥。
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2020年3月10日更新
★春の訪れを告げるアソートパック祭り♪ 今までになかった
タイプのものも含め、一挙に11種類入荷です!
★シャルロット15/0の新色2つとマコ(極小竹ビーズ)4/1の
シルバーラインが登場!あわせて、マコ4/1のライトトパーズスフィンクス
も入り数変更しましたので、よろしく〜!
★ブログでリングビーズにまつわるエピソードを書きました。よろしかったら
読んで下さい。
★フェリシモSeeMONOで発売中の「チェコのボヘミアガラスで作ったシャン
デリアルースの会」、ネットからもご注文頂けるようになりました!
<<実店舗「ガレリエ・クラール」>>
★浅草橋のお店で、PayPayでのお支払いが可能になりました。
★「レンタルスペース」に1日通しでの割引が入る新しいオプションが加わり
ました!開催中の「蚤の市」と共にお楽しみ下さい。
ガラスビーズにおいては、天文学的なアイテム数を誇るチェコ。
中でも「フラワー」と「リーフ」は、そのカテゴリーでくくられる
種類が最も多いものの1つです。
今回入ってきた2色の、かわいいカーブした線が特徴のリーフ。
↑↓どちらも、横から見た画像で、よくわかって頂けると思います。
これは、葉脈の線もきちんとあって、ビーズ単体で見ていたら、
「葉っぱとしてどう使おうかしら・・・。」
と思いますよね?
でも視点を変えて、この線が花びらの上の、花芯に向かってギャザーのように
集まる線だと見立てたら・・?
そう見ると、意外とふっくらしたお花が連想できます。
宝箱デザインチームが作ってみたのが、こちら。
テグスやワイヤーにぐるっと通しただけなんですけど、いかにも可憐でしょ?
プロフィール(横顔)がまたステキ♥。ビーズがちょっとだけカーブしている
のって、こんな風に立体的に仕立てた時に、良さがわかるんです。
このブローチをお洋服につけると、前からでも横からでも、ほんのり3D効果が
働いて、まるで本当のお花が華やかに咲き誇っているみたい。
このまま、ペンダントヘッドにすることもできますヨ。
通年使えるブラックと、いわゆる「お抹茶色」と呼ばれるオパックオリーブの
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2020年1月24日更新
★1/20(月)〜2/11(火)期間限定 感謝セール 3カットビーズ・世界最小の12/0が、お求めやすい新価格に改定! これを記念に全てのお客様に、期間限定で改定価格よりさらに10%OFF!!
(*期間中、会員の皆様がログインされた際、オプション価格に割引率が表示されませんが、自動的に10%OFFの価格になっておりますのでご安心下さい。)→改定に関するブログでの詳しい解説はこちら。
★素材博覧会@横浜大さん橋ホールに出展します。Aブース81,84、いつもの海側でお待ちしてます!
★かわいいリーフ型のビーズが2色入りました。